日々の 暮らしの 小さなしずく
Copyright texts and images, Mori Yoshida, 2009-2015
縫いつづけられる日々


ことしはじめての展覧会がおわりました。
ソーイングギャラリーの「繕いの便り展 ♯12」。
永井宏さんの声がけではじめられたというこの展覧会に、
私もはじめて参加しました。

ポストカードを展示して
その場で販売もしている、と言ってしまえば
言ってしまえる展覧会なのですが
(じっさいに私も誰かに説明するときは、
ポストカードの展覧会なんだよと言っていました)、
それだけではないものが
この展覧会にはあるような気がして、
それがいちばん好きなところです。

はがきっていつも
半分の存在だなと思っている。
誰かに書かれて、そして出されてはじめて
はがきはまるい存在になる。

ギャラリーには机があって、
その場でだれかにはがきを書くこともできる。
切手やポストも置いてあって
ギャラリーから投函することもできる。

そうやって人をつないで、縫い合わせている
いとなみのようなものが、
この展覧会にはあるような気がして、
それはとてもおだやかで気持ちのいいものでした。

あまり知り合いも多くないので、
この雰囲気が大阪なのだと思っていたら、
地元の方たちから
ここは別世界なんだよ、物語の世界
と教えてもらいました。

そうなのか、そうなのかもしれないと思いました。
この場所は大切な場所なのだなあと思いました。

そして、
わたしもこんなふうに
日々を縫いつづけていきたい、
そんなふうに思いました。



「繕いの便り展 #12」
2014.1/15(水)〜2/2(日)
sewing gallery
『holly night』


 
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